macarenasempai’s blog

腕時計が好きな中年サラリーマンの日記

時計談義

地方営業所にいた先輩社員が退職することになった。東京に出てくるので、仕事終わりに一緒に食事でも…。というオファーがきた。自分も先輩も飲まないので、某デパートとのレストラン街で少しだけリッチなディナーを、ということに相なった。

退職は決まったが、まだ在籍中で現在有休消化中。転職先も決まっており、1ヶ月近い連休を持て余しているらしい。確かに分かる気がする。

かなり「気にしい」な人で、自分が辞めたことで周りが苦労していたら申し訳なく、休みが楽しめないと。いや、もうそんなこと考えなくてもいいのでは?と言っておいたが、性格的に切り替えができないらしい。そういう部分でウマが合うのかもしれない。

仕事の話が多くなってきて、暗い雰囲気になってきたので、共通の話題である時計の話を振って、アレやコレや話していると次第に表情も明るくなって来た。先輩はエクワンに100万単位をドンと出せるガチ勢で、他にミルガウス、エルプリメロを所有。時計好きに言ってはいけない「新車買えるやん」を地で行く人物。でも所有3本で、一つ一つがしっかり価値のあるモノなので、理想的な時計愛好家といえる。だって腕2本しかないし、両方に着けないもんね。予算3万円未満でオークションやフリマサイトでチマチマ買っている自分とは、趣向は全然違う。エクワン1本の予算で自分の持っている時計を3セットは買えるわけで…。今日していた時計もオリエントバンビーノだし。

25年前の価格相場を知っている自分としてはエクワンやサブマリーナに100の価値は見出せず、100の時計を腕にしているだけでオヤジ狩り(死語)に合いそうでソワソワしてしまう。本気で清水の舞台を飛び降りるなら、グランドセイコーぐらいだろうか?しかもクォーツね。

そんな話をしているうちに時間も過ぎ解散となった。仕事の愚痴やら、時計やらファッションの話やらできたのが嬉しかったらしく先輩は大喜びで帰っていった。確かにウチの会社でオシャレにこだわっている人ほとんどいないもんね。履いてる靴なんて酷いもので、百歩譲って安物でも良いけど、全く手入れをしておらず、毎日同じ靴を履き続けている人ばかり。自分が買う立場だったら、その人の印象の決め手になるのが、指先(爪の長さ)と靴の手入れなんで、そんな営業が訪ねて来たら結構マイナスかな。どちらもキチっとしてる人の方が圧倒的に少ないけどね。

余談だけど、若い女性営業のネイルが派手だと凄い冷める。デコレーションなんてしてた日には、不快感しかない。

 

今日の時計

オリエント・バンビーノ

青針と白文字盤のコントラストが良い!