桜の開花は早かったが、花冷えやらで桜の持ちが良い。季節外れの降雪や春特有の強風にも負けず、春の到来を実感させてくれる。やはり桜は良い。
そんな中、いよいよ緊急事態宣言なるものが発動されるという。ついに来たかという感じだが、勤務先はほとんど対策を出せず。結局電車は動くし会社にも来れるじゃないと。
それにしても通勤を是としているのが自分の会社だけでないことに驚かされる。もちろん数は減っているものの、相も変わらず通勤している人たちがいる。これらの会社も上層部が決断できず思考停止になっているのだろう。一般社員も何をすべきかを説得できる提案ができず自分のことを棚に上げブーブー言っているだけなんだろう。
緊急事態というか非常時でいえば3.11の時も変わらなかった。ただ、その時と異なるのは、電気は使えるし、電車は動くし、電話やメールも使える。取り敢えず今はまだ食材やモノも買える。肝心のマスクと消毒用アルコールは相変わらずだが。
既に医療崩壊が叫ばれているが、この先被害が拡大すると、インフラが崩壊する。電気も交通機関も通信も当然保守管理する人がいる。誰かが罹患して保守できなくなれば、他の人に皺寄せが来る。必然的にキャパオーバーになって、大きなトラブルになる蓋然性は非常に高い。本来これらの人々は優先的に予防接種やら受けることができるが、ワクチンはもちろん、薬もない。
…などと、考えるとキリがないが、そんなことを思っていても、また明日も変わらず会社に行く。対策を色々提案したが、上層部を説得させることができず、ブーブー文句言っている下々の人間がここにもいる。
今日の時計 HYAKUICHI Sweep Second Model
今日も現実逃避。
いわゆる「なんちゃってサブマリーナ」だが、割と良くできている。京都のLIMEという会社の101(ヒャクイチ)というブランド(他にもオメガのアクアテラGMTやらユンハンスやらウブロやら色々作っている)の「スイープセカンドモデル」。クォーツだけど秒針が機械式時計のように、小刻みに動くタイプ。
機械式時計でなにが好きかといわれれば、まさにチチチチと動く秒針だ。といってもまじまじと見てみると動きにだいぶ違和感もあるし、nologoのGMTに比べるとベゼルの質感やケースのキラキラ感がオモチャっぽい。しかし、このぐらいの方がパクリではなくパロディとしてネタになる。特に自分の細い腕に着けるとオモチャっぽさが際立ってある意味良い感じ。
ごく最近になってクォーツの良さを理解できるようになった。とにかく狂わないし、着けなくても止まらないのがいい。機械式にはデイトは不要と以前書いたが、せっかくのクォーツに限ってないのは、なんとなくもったいない気がする。
