macarenasempai’s blog

腕時計が好きな中年サラリーマンの日記

エベル1911

♪手に入れてしまったよ

お目当てのあの娘(時計)を〜♪

実は1ヶ月くらい前の話だが、またまた時計を買ってしまった。

かなり前からNASを導入して快適PCライフを目論むべく、毎月2万円の小遣いを溜めて予算を捻出していた。後はAmazonのタイムセールでお目当ての製品を狙うだけだったのだが、プライムデーにもブラックフライデーでも、セールになりゃしない。そうこうしている内に某オークションでヤツを見つけてしまった。

その名は101ならぬ、「EBEL 1911」(ただしクォーツ)

「キズあり」だが、なかなかのお値打ち品。とはいえ、たぶん最後には高値になるヤラセ入札だろうと見守り続けていた。最終日まで入札はゼロ。終了数時間前にダメ元で入札。…やはり1時間前に高値更新あり。…あっという間に3万、4万かなと思いつつ、もう一回だけ、これ以上なら諦めようと思い再入札。…とはいえ落札できたらできたで小遣いが無くなる…やっぱり後悔。ヤラセであってくれ、高値更新してくれとスマホを見ながらドキドキしていたら…。落札してしまった。いつかは欲しいなあと思っていたものの、物欲メーターがMAX状態ではない状態で手に入れると複雑な気分。

 

と、ネガティブな記述になってしまったが、モノとしては素晴らしい。定価は発売当時10万オーバーだったハズなので、丁寧に作られている。文字盤もインデックスは植字だし、光沢もある。そしてなによりもこの時計のキモはブレスだ。しっかりと面取りされていて着け心地はさすがの一言。今まで着けてきた時計はどこかしらエッジが立っているのだが、この時計には角が当たる感覚が皆無で、腕にしっかりとフィットする。なんでも職人がひとつひとつ手でヤスリがけしているらしい。しかもブレスのサイズがピッタリで自分以外の人が買ったらはめられないのでは無いだろうか?加えて余りコマもなし。これはまさに運命なのでは。

普段時計をしない人は、重いとか腕に違和感があってイヤというが、自分はその違和感が無いとダメで、むしろそのズッシリした自動巻の方が好みだ。このEBEL1911 は約36mmとちょっと小さく、更にクォーツなので薄くて軽く、着けている感覚がない。自分の好みとは正反対だが、それはむしろ着け心地の良さの裏返しで、肩の力が抜ける気楽さとプラスに捉えるべきなのだろう。その新鮮さのためか、ここ一ヶ月ほぼフル稼働中。

 

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