あまり怒りのボルテージは高くない方だ。
当然人間なのでイライラカリカリすることはある。でも基本人に期待していないので、人が失敗しても「まあ、こんなもんか」とか、得意の「しょーがない」で概ね許すことができる。
自分の仕事量に絶望感しかなく、心が死んでしまっては元も子もないので、部下に1/4くらい仕事を下ろしてみた。
自分が最初に就職した時分は滅茶苦茶で、長時間労働は当たり前。今で言えばパワハラ、セクハラ、モラハラ？何それ？美味しいの？くらいの倫理観で、朝8時から夜中の12時まで働いて、2日ある休みは休日出勤で消え…という始末。もちろん残業代も休日出勤手当ても出ない。流石に身体が持たんと30で退職したが、最近の情勢を見るに、こうも変わるものかと、一体俺の人生って何だったんだろうと。(まあ、不動産とかITとかの業界は更に酷いと聴いているので、こんなことでケツまくったのかと嘲笑されるかもしれない)
何が「生産性を高め、残業しないで帰ろう」だ。戯言抜かしやがって。終業後にプライベートの予定ガンガン入れてんじゃねえぞ、クソが。と最近イライラカリカリしてる。
話は逸れたが、ちょっとジャブで仕事振られた部下は1発ノックアウト。早速機能障害に陥り、普段は「できます」オーラを醸し出す男の表情が、一気に豹変。
(当然、いちいち訊かれるとこちらの仕事が止まるので、細かく指示は出している)
自分は少し仕事が減ってヤッターと思い、ひたすらほかの仕事に集中できて、やっぱり部下は甘やかさずにどんどんチャレンジさせた方がいいかも。と思い、進捗報告させたら予想通り、アレもコレも抜けだらけ。下方修正を余儀なくされた。
大事に育ててきた分、かえって「戦争を知らない子供たち」になってしまったようだ。まだまだ仕事は終わらない…
アンガー・マネジメントなるものを数年前に勉強したが、まったくもって実践できない…。正確には怒りというよりは失望だが。
アンガーマネジメントのメソッドで自分に残された道は物理的に距離を置くという観点から、仕事を辞めるという選択肢しかないのかも。
今日の時計
SARX027
心が荒むので、お気に入りの時計を。
どうもこの時計に合うブレスがなく、すっかり迷走したが、ネットとかでもミラネーゼブレスの人が多いようなので、Geckotaので落ち着いた。
送料は掛かったが、注文してから海外から実質3日で届いたのには驚いた。グローバリズム！
